コロナになる何年か前、駅に行く近道に桜の大木がありました。毎年八重桜が満開になる頃は、この道を歩くのが楽しみになるほど、淡い色の八重桜が数えきれないほどたくさんの花を咲かせていました。ところがある年、この大木は根本を残してばっさり切られていました。一体何があったのか、どんな理由かも、知るよしもありません。それからというもの、その道を通るのが、何となく寂しくて、足が遠のいていました。2~3日前に急ぎの用があって駅に行く近道を通った時、あの切られた大木が驚く事になっていました。何と切られた幹の中から細い枝がまっすぐ伸びて、若草色の葉が育ち、花が咲いていたのです。もしかすると、何らかの理由で切らなくてはならなくなったけれど、根っこを残せばまた枝が出て花を咲かせる、と信じた人がこの大木の根っこを残して切ったのかなぁ、いや何が起きたにせよ、私の中ではそうしておこう、と思いました。生命の力はスゴイ‼️アスファルトやコンクリートの下にはそのまんまの自然が生きている‼️東京の、アスファルトやコンクリートの薄皮一枚下には、大自然の生命がイキイキと生きている‼️生命は響き合い、生きる歓びを大合唱している‼️私も歌いま〰す‼️よろしくお願いしま〰す‼️
羽岡仁