人生の花道

歌舞伎の花道は、芝居の一番の見せ場で、表舞台から離れて見栄を切ったり、物語のクライマックスを演じて退場する時に使われるので、
一般に、人生の花道というと、絶好調のうちに、惜しまれて現役を退場するイメージがあります。
しかし現実社会では、そのような絵に描いたような花道とはいかない人生が殆どだと思いますが、
私たちが孤独から脱出し、世界の、引いては宇宙の一因子としてあらゆる生命と、人々と強い絆で結ばれている存在である感覚が広がっていったら、
生まれてきて、生かされて生きる日々を、他の為に、世界、宇宙のために働いていける。
たとえ厳しい現実に閉ざされても、あきらめないで、無限の可能性に向かって生きていこう、そのときは、たとえ拍手や、大向こうから声がかからなくても、
そこが人生の花道だと思うのです。
花道に向かって行きま〰す‼️
カ〰ッ‼️と眼を開いて‼️
タッタッタッと行きま〰す‼️
頑張りま〰す‼️
よろしくお願いしま〰す‼️

羽岡仁

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