新鮮

休日の朝は、清々しい青空が何処までも広く、その美しさに涙が出てきました。
空は何て広いんだろう、
そして何て美しいのだろう。
もう何千回と見てきた青空なのに、どうしてこんなに新鮮なんだろう。
それは空だけではなく、草木も花々も、犬も猫もアヒルも、亀も蜘蛛も、山も街を流れる川までも、何故こんなに私の胸をときめかせるのだろう。
それは生命だから、生きているから、だからいつも、ずっと新鮮で私の胸を揺さぶるのだ。
It’s so simple !
真実の姿には余計なものがない。
静謐な信と応えが、互いに「私があなたの下に、いえ、私こそあなたの下に」と謙虚にひたむきに生きている。
そして与えられたはたらきに感動し、感謝し、歓喜を放ちながら、永遠を、今最高に生きている。
私は何と応えていいか分からないほど感動し、まだ殆ど人のいない休日の朝の街を、涙を浮かべながら、歌いながら歩きました。
いつもいい歌だなぁと思いながら、その時だけの、2度と歌えない歌を口ずさみながら歩きます。
きっとこの歌もこの時を生きて、彼方へと、消えてゆくいのちの歌だと思います。
だからこそ、私は今日、新たに生まれる私でいたいと思うのです。
ずっとそう生きていきたいと、そして愛されるより愛したいと願っています。
だけど、かなり外れて、またヨイショと軌道修正しながらですが、本当に未熟で拙い歩みですが、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

羽岡仁

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