最高の未来

未来が希望であればあるほど、その分だけ圧迫が伴います。
何故なら、希望が広がるには、それだけの仕事をする必要があるからです。
でも、希望がない人生はカンペキにつまらないです。
「そんな事当たり前じゃない」と言われてしまいそうですが、私にとって、それが音楽の仕事を始めて50年を経た実感だからです。
最初は売れて認められなきゃ、だけの想いで頑張り、次に、何とかノルマを果たしていかなきゃ、と頑張り、立ち止まって振り返れば、自分はただただいただくばかりの人生だったと気づいて、残された時間で、出来る限りお返しをしていこうと思ったら、何にもしてこなかった自分とリアルに対面してしまいました。
恥ずかしさを隠して引きずりながら、その後悔の生き直しをしようと思い立った時、思いがけなく初めて心に希望が湧いてきました。
そして、希望というものは、自分一人では持てない事に気がつきました。
絆がない希望はあり得ません。
若い頃どっぷり浸っていた孤独は、希望の真反対にありました。
そして、いつの間にか、他人の悲しみが自分の悲しみになり、他人の希望が自分の希望になっていました。
ライブのほんのひと時を、たっぷり味わってもらって、おみやげをいっぱい持って帰ってもらえれば最高で〰す‼️
そう歌えれば最高で〰す‼️
最高のステージで〰す‼️
最高の未来で〰す‼️
よろしくお願いしま〰す‼️

羽岡仁