育てる

今日までどれほどの人たちに育ててもらってきただろうかと思うと、パッと思い浮かぶ人たちだけでも何十人という数のお顔が浮かぶので、本当はおびただしい数の人々に育んでもらってきた事は間違いないだろうと思います。
かねがね私は、どんなに小さな仕事であっても、それが、どうにか使いものになるところまでできるようになるには、技術的なレベル以上に、人間的成長が求められると感じてきました。
それは、ものを作るという事は、当たり前と言えば、当たり前なのですが、どんなものでも、それが何故必要とされるのかを理解して、求める人の必要の、向こう側に回って作らなければ、受け取ったディレクターやクライアントの満足を得ることは難しいと感じることが何度もあって、その度に自分の未熟さに歯がゆい想いをしてきたからです。
当然、仕事の現場では、容赦のない言葉が飛んできて、悔しくても、何も言葉を返せない事が何度もありました。
でも、今となっては、その修羅場と思っていた現場が、私を育ててくれていたと思うのです。
そして私を成長させてくれたのだと思います。
だから世界には、人を育てる仕組みがあるんだなぁ、とつくづく思うのです。
なので、育ててもらった分だけ、成長を信じてくれた人がいたんだなぁ、とつくづく思います。
そのご恩に応えられるかどうか分かりませんが、頑張りま〰す‼️
よろしくお願いしま〰す‼️

羽岡仁

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